ガイド 04物欲

物欲を抑える方法止まらないときの7つ

物欲を「なくす」のはむずかしいし、なくす必要もありません。おすすめは、欲しくなってから買うまでの間に、少しだけ時間とひと手間をはさむこと。メモに書く、24時間置く、だれかに見せる。それでも欲しいものは、ちゃんと欲しいものです。

更新 ・ ポチまて

物欲はなくさなくていい

新しい服でテンションが上がる、好きなものに囲まれて元気が出る。物欲は、毎日を楽しくしてくれるエネルギーでもあります。困るのは、欲しくなったその瞬間に、考える前に買ってしまうことだけ。

だからここでは、物欲そのものを消すのではなく、「欲しい」と「買う」の間にすき間をつくる方法を7つ紹介します。全部やらなくて大丈夫。合いそうなものを1つ選んでみてください。

コツ1 欲しいものは、まずリストに書く

欲しくなったら、買う代わりにスマホのメモに「品名・値段・見つけた日」を書きます。書いた時点で、「欲しい」の熱は少し落ち着きます。1週間後に見返して、まだ欲しいものだけを候補に残しましょう。消えていったものの合計金額を眺めるのも、ちょっと楽しいです。

コツ2 「欲しくなる入口」を減らす

消費者庁の消費者白書(令和4年版)では、若い世代は商品を買うかどうか考えるときの情報を、主に「SNSでの口コミ・評価」から集めていると紹介されています。タイムラインを見ているだけで欲しいものが次々に見つかるのは、自然なことなんです。

  • ショッピングアプリの通知をオフにする
  • セールのお知らせメールを解除する
  • ショッピングアプリを、ホーム画面の2ページ目以降に移す

入口が減るだけで、「なんとなく見て、なんとなく買う」がぐっと減ります。

コツ3 ワンタップで買えないようにする

保存したカード情報を消す、ワンクリック購入をオフにする。決済のたびにカード番号を入れる手間があるだけで、「本当に今買う?」と考える時間が生まれます。

コツ4 値段を「働く時間」に換算する

たとえば時給1,200円のバイトなら、8,980円のスニーカーは約7.5時間分。「この靴のために7時間半はたらく?」と考えると、本当に欲しいかどうかがはっきりします。即答で「はたらく!」なら、それは買っていいサインです。

コツ5 欲しい理由を1行で書く

「なぜ欲しいのか」を1行で書いてみます。「前のが壊れた」「毎日使う」なら、買っていい理由。「なんとなく」「安かったから」しか出てこないなら、もう少し待ってもいいかもしれません。

コツ6 「代わりになるもの」を考える

持っているもので代わりにならないか。もっと安いもの、借りる、中古ではだめか。代わりを1つ考えるだけで、「どうしてもこれじゃなきゃ」なのかが見えてきます。

コツ7 だれかに見せる

人に見せるつもりで書くと、自分の「欲しい」を少し外から見られるようになります。ポチまてでは、品名・金額・理由・代わりになるものを「稟議書」にして出すと、知らない人たちが承認か却下のハンコを押してくれます。

稟議書※例です
品名
冬用のロングコート(3着目)
金額
19,800円
理由
今年っぽい色がほしい。今あるのは黒とベージュ。

代替案今あるベージュのコートに、明るい色のマフラーを足す

却下されました。決裁の理由(例)

  • 却下マフラーの色を変えるだけで、だいぶ今年っぽくなる

物欲が止まらないと感じたら

自分がどんなときに買いたくなるのか、1週間だけメモしてみるのもおすすめです。時間帯、場所、そのときの気分。「夜遅くに増えている」などのパターンが見えれば、その時間だけアプリを開かない、といった対策が立てやすくなります。買う前の決め方は買うか迷ったときの決め方に、買ってしまったあとの対処は衝動買いをやめたいときの防ぎ方にまとめています。

よくある質問

物欲をなくす方法はある?

物欲を完全になくすのはむずかしく、なくす必要もありません。目指すなら「欲しくなっても、すぐには買わない」こと。欲しいものリストや24時間ルールで、欲しいと買うの間に時間をはさむのが、いちばん続けやすい方法です。

物欲が止まらないのはストレスのせい?

理由は人によって違うので、この記事では判断できません。どんなときに買いたくなるかを1週間メモしてみると、自分のパターンが見えてきます。生活や支払いに困るほどなら、ページ内の相談窓口も使ってください。

ミニマリストにならないといけない?

その必要はありません。好きなものに囲まれて暮らすのも、立派な選び方です。大事なのは、買ったものを使えているか、ほかの大事なお金を削っていないかです。

物欲を抑えるアプリはある?

家計簿アプリで使った金額を見えるようにするのもひとつの方法です。ポチまては、買う前に稟議書を出して、ほかの人に承認・却下してもらうサービスです。読むだけなら登録なし、起案と決裁はLINEでログインして使えます(無料)。

欲しいものリストに書いても、結局買ってしまう

それでも大丈夫です。リストに書いてから買うまでの間に、少しでも考える時間がとれていれば十分。「1週間後に見返して、まだ欲しいものだけ買う」と決めておくと、勢いだけの買い物は減っていきます。

出典

数字や制度の説明は、次の資料をもとにしています(2026年10月25日に確認)。