ガイド 01買う前に

買うか迷ったときの決め方

「迷ったら買わない」と「迷ったら買え」は、どちらも半分だけ正しい言葉です。お金のことで迷っているなら一度待つ、使うかどうかで迷っているなら使う場面を3つ書き出す、今しか買えないなら締切を確かめる。迷いの中身を分けると、たいていのことは5分で決まります。

更新 ・ ポチまて

「迷ったら買わない」と「迷ったら買え」、どっちが正しい?

どちらの言葉にも、ちゃんと理由があります。「迷ったら買わない」は、勢いで買って結局使わない、を防ぐための言葉。「迷ったら買え」は、売り切れや値上がりで二度と手に入らないものを逃さないための言葉です。

つまり、正しいほうは迷っている理由で変わります。まずは、自分がどのタイプで迷っているかを見てみましょう。

迷っている理由おすすめの決め方
お金が足りるか不安待つ。今月の残りで払えるかを先に計算する
使うかどうかわからない使う場面を3つ書き出す。書けなければ見送り
もっといいものがありそう比べる候補を2つまでにしぼって、決める日を決める
今しか買えない(限定・受注生産)締切を確かめて、締切の前日まで考える
人にどう思われるか気になる自分が使う場面だけで考え直す

「迷ったら買わない」がよく効くのは上の2つ。「迷ったら買え」が当てはまりやすいのは4つ目です。

5つの質問で「買う・待つ・やめる」を決める

迷ったときは、次の5つに順番に答えてみてください。頭の中だけだと同じところをぐるぐる回りがちなので、メモアプリに書くのがおすすめです。

  1. 今月、これを買っても困らない? 家賃やスマホ代、食費を払ったあとに残るお金で考えます。
  2. 使う場面を3つ言える? 「毎朝の通学で」「週末のバイトで」のように、いつ・どこでまで言えればOK。
  3. 似たものを、もう持っていない? 持っているなら、今のものの何が不満かを一言で。
  4. 1週間後も欲しいと思う? 自信がなければ、カートに入れたまま置いておく。
  5. 買わなかったら、何で代わりになる? 代わりがあるなら、その「代わり」で1週間すごしてみる。

1と2がYESなら、買ってもたぶん後悔しません。1がNOなら、ほかが全部YESでも、いったん待つのが安全です。

いちばん簡単なのは「24時間ルール」

5つの質問がめんどうな日は、カートに入れて24時間待つだけでも十分です。1日たっても欲しければ、それはたぶん本当に欲しいもの。翌日にはどうでもよくなっていたら、その分のお金はまるごと残ります。

限定品や受注生産のように締切があるものは、締切の日時を先に確かめて「締切の前日まで考える」にすればOK。セールの「残り○時間」の表示に急かされて決めないのがコツです。

値段は「1回あたり」で見ると決めやすい

同じ値段でも、使う回数で重さは変わります。

  • 14,800円のスニーカーを週2回、1年はく → 約100回。1回あたり148円
  • 6,980円のワンピースを、友だちの結婚式で1回だけ着る → 1回あたり6,980円

高いものでも毎日使うなら「買い」になりやすく、安くても1回しか使わないなら割高です。迷ったら、ざっくりでいいので「何回使うか」を数えてみましょう。

自分で決められないときは、人に聞く

どうしても決められないときは、人の目を借りるのがいちばん早い方法です。そのとき品名・金額・理由・代わりになるものの4つをセットで伝えると、聞かれた側も答えやすくなります。会社の「稟議書」と同じ形です。

稟議書※例です
品名
ワイヤレスイヤホン
金額
12,800円
理由
今使っているものの左側が聞こえにくい。通学で毎日1時間使う。

代替案家にある有線イヤホン(コードがからまる)

承認されました。決裁の理由(例)

  • 承認毎日1時間使うなら、すぐ元が取れそう
  • 却下先に修理の値段を調べてからでも遅くない

ポチまての広場に出すと、知らない人たちが「承認」か「却下」のハンコと、一言の理由をくれます。「修理できるかも」「型落ちなら安い」のように、自分では思いつかなかった視点がもらえるのが、人に聞くいちばんのメリットです。

買ったあとに後悔しがちな人は衝動買いをやめたいときの防ぎ方も、欲しいものが次々に出てくる人は物欲を抑える方法も読んでみてください。

よくある質問

買うか迷うってことは、本当はいらないってこと?

そうとは限りません。お金や時期で迷っているだけで、もの自体は必要なこともあります。「使う場面を3つ言えるか」で確かめてみてください。すらすら言えるなら、いらないわけではありません。

迷って買わずに、あとで売り切れたら後悔しそう

締切がはっきりしているものは「締切の前日まで考える」と決めておけば大丈夫です。再販や事後通販があるかは、公式の案内を確かめましょう。それでも決められないときは「売り切れていたら縁がなかった」と先に決めておくと、気持ちがラクになります。

高いものほど迷ってしまう

金額が大きいほど迷うのは自然なことです。「1回あたりの値段」と「今月の残りで払えるか」の2つに分けて考えると、整理しやすくなります。

買うか迷ったら、だれに相談すればいい?

そのジャンルにくわしい友だちか、利害のない他人がおすすめです。家族やパートナーと共有のお金なら、その人に聞くのがいちばん。ポチまてなら、広場で知らない人に、グループで家族や友だちに決裁してもらえます。

「迷ったら買え」って言う人もいるけど?

限定品や、壊れて買い替えが必要な日用品など、迷っている間に困るものには当てはまります。逆に「なんとなく欲しい」で迷っているときは、待っても損はしません。